Page 12 - 介護の特定技能評価試験
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CHAPTER

          1                 介護における



                                                 そん げん
                            人間の尊厳と自立











                                そんげん
                          1     尊厳を支える介護




                                        そんげん     じんけんそんちょう
                         1)人間の尊厳と人権尊重



                         ・介護職は、高齢や障害によって日常生活に支障がある人が、その人ら
                                        けいぞく
                           しい生活を継続できるように支援をする専門職です。
                                                                              そんげん
                         ・支援をするための基本となる考え方が人間の尊厳です。
                                   そんげん                                     そんちょう
                         ・人間の尊厳とは、一人ひとりが個人として尊重されることです。
                                                                         そんちょう       じんけん
                         ・介護が必要になっても一人の人間として尊重され、人権が守られます。





                         2)生活は利用者主体


                                                                  しゅうかん
                         ・生活は、生活をする人の考え方や習慣などで、一人ひとりに違いがあ
                           ります。介護が必要であっても、生活の主体は利用者自身です。
                                                                                         そんちょう
                         ・どのように生活したいのか、生活のしかたや考え方を尊重し、その人

                           らしい生活ができるように、支援していくことが介護の基本です。



























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