Page 191 - 介護の特定技能評価試験
P. 191
ほ じ
3 入浴・清潔保持の実際
ほ じ
入浴・清潔保持の留意点
しゅう ち しん はいりょ
・羞恥心に配慮します。
ひ ふ
・体調管理をします。皮膚の状態を観察し、異常があれば、医療職に報
告します。
・環境を整備し、転倒やヒートショックなどを予防します。
● 入浴環境の整備
室温 福祉用具 PART
脱衣室と浴室の温度差 使用前に点検する。 4
を少なくし、ヒート
ショックを予防する。 生活支援技術
C
H
A
P
T
E
R
5
入浴・清潔保持の介護
湯の温度 床 段差
湯の温度が高い 浴室内はすべりや 脱衣室と浴室の
とからだに負担 すいため、転倒の 段差は転倒の危
がかかる。 危険がある。 険がある。
解説
ヒートショック
あくえいきょう
急激な温度差によってからだに起こる悪影響のことです。
189