Page 77 - 介護の特定技能評価試験
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4)高齢者に多い病気
のうけっかんしっかん しんしっかん ご えんせいはいえん とうにょう
高齢者に多い病気に、脳血管疾患、心疾患、肺炎、誤嚥性肺炎、糖尿
びょう こつ そ しょうしょう
病、骨粗鬆症、認知症などがあります。 PART
い し
介護をするときに、医師の指示が必要な人もいます。 2
のうけっかんしっかん こころとからだのしくみ
脳血管疾患
やぶ つ
…… 脳の血管の病気です。血管が破れたり、詰まったりすることで
そんしょう
起こります。損傷を受けた脳の部位によりさまざまな障害が残
ることがあります。
原因:大きく 2 つに分類されます。
つ のうこうそく
1 脳内の血管が詰まって起こります(脳梗塞)。
やぶ
2 脳内の血管が破れて、起こります(脳出血など)。 C
H
おう と A
症状: 頭痛、めまい、吐き気・嘔吐、意識障害、呼吸障害、知覚障害 P T
E
など。 2
R
介護のポイント 介護を必要とする人の理解
・ 利用者の症状に応じた介護を行います。
せいかつしゅうかん
・ 生活習慣が関係するため、食事量や内容、運動に気をつけます。
のうこうそく
脳梗塞 脳出血
けっかん つ けっかん やぶ
(血管が詰まる) (血管が破れるなど)
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