Page 153 - 介護の特定技能評価試験
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⑩食事が終わったかを利用者に確認します。
⑪口の中に食べ物が残っていないかを確認します。
こうくう は みが ぎ し
⑫口腔ケア(うがい、歯磨き、義歯の清掃)をします。
ご えんせいはいえん ざ い
⑬食後 30 分くらいは誤嚥性肺炎の予防のため、座位姿勢をとってもら
います。
3)食事介護の留意点
そ えん げ
・食事のペース、姿勢、食べる動作に問題はないか、咀しゃくや嚥下の
状態などを観察します。
PART
・利用者の希望に合わせて食べ物を口に運ぶようにします。
し かく 4
・視覚障害のある人の場合は、クロックポジション(時計の針の位置で
知らせる方法)を使います。 生活支援技術
食べ物の熱さや冷たさ、味つけなども説明します。
● クロックポジションの例
C
H
A
P
11時 12時 1時 E T
6時の位置にはしが R
10時 2時 2
あります。 食事の介護
9時 3時
8時 4時
7時 6時 5時
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