Page 33 - 介護の特定技能評価試験
P. 33
かんせんしょう PART
4)感染症と対策
1
かんせんしょう
感染症に関する基礎知識
かんせんしょう びょうげんたい
感染症とは、病原体などがからだに入り、いろいろな症状を起こす病 介護の基本
気をいいます。
ていこうりょく かん
利用者は、抵抗力の弱い状態にあります。集団で生活していると、感
せんしょう
染症にかかりやすいです。
かんせんしょう
介護職一人ひとりが、感染症に対する知識を持つことが必要です。 C
H
A
P
T
E
R
3
ていこうりょく 介護における安全の確保とリスクマネジメント
抵抗力が弱って
かんせんしょう
いると感染症に
かかりやすい。
健康なときは、
かんせんしょう
感染症にかかり
にくい。
びょうげんたい
病原体の種類
さいきん しんきん き せいちゅう
病気の原因となるものには、ウイルス・細菌・真菌・寄生虫などがあ
ります。
観察の視点
かんせんしょう
感染症対策では、利用者を観察することが重要になります。観察の視
おう と ほっしん
点として、発熱・嘔吐・下痢・腹痛・発疹・顔色が悪いなどの症状がみ
られた場合は、医療職に報告することが重要です。
31